キャットフードの原料と栄養素

キャットフードの原料と栄養素はドッグフードとはかなり違います。猫は基本的には肉食動物であり犬は雑食動物であるために基本的に必要な栄養が違ってくるのです。ですからキャットフードの主な原料は高たんぱく質である鶏や牛などが主原料となっており、そこにつなぎとして米や麦やコーングルテンなどを混ぜ合わせていたりします。そこへ猫が体内で作れない栄養素であるビタミンAやオメガ6脂肪酸のリノール酸やアラキドン酸、タウリンなどが添加されています。最近はコーンや米といって穀物を使わないグレインフリーのキャットフードも出ており、より健康志向が強くなっています。これらのキャットフードに共通しているのが高カロリーという点です。

猫の運動量は犬に比べて非常に多いのでたくさんの消費エネルギーが発生します。そのためにキャットフードはドッグフードにくらべて100gあたりのカロリーが非常に高くなっているのです。しかも猫は食べ物の嗜好にうるさい動物なので味付けも塩分をやや多めにしてはっきりとした味付けが施されています。高カロリーや塩分多めのキャットフードを犬が食べてしまうと肥満や腎臓疾患や尿路結石などの重大な病気の引き金になってしまうのです。犬がキャットフードの濃い味付けに慣れてしまうと本来のドッグフードの薄味を嫌うようになりドッグフードを食べさせるのに苦労することになってしまいます。